迷わず進めるための実務と心の整理にご利用ください。
親が亡くなったあと、「お墓」「仏壇」だけでなく、必ず残るのが位牌と遺影です。
それぞれをバラバラに考えると、判断が先送りになり、心の負担が長引きます。
仏壇・位牌・遺影はセットで整理するのが、後悔しないコツです。
まず確認すること(全体共通)
☐ 誰が最終的な判断者か(祭祀承継者)
☐ 親族・兄弟姉妹と共有できているか
☐ 宗派・菩提寺はあるか
☐ 墓じまい・改葬と同時進行か
仏壇の整理チェックリスト
☐ 自宅に設置スペースがあるか
☐ 将来(自分の代)まで管理できるか
☐ 大型仏壇 → 小型化の選択肢を検討したか
☐ 寺院・霊園への預け入れが可能か確認したか
☐ 処分する場合、閉眼供養(魂抜き)を行うか決めたか
☐ 仏具・過去帳・過去の位牌をどう扱うか決めたか
位牌の整理チェックリスト
☐ 位牌の数を把握しているか(複数世代分)
☐ 本位牌・繰出位牌の違いを理解しているか
☐ 永代供養墓・位牌堂での安置可否を確認したか
☐ 仏壇縮小時、位牌の移動方法を決めたか
☐ 合祀・合同供養への理解があるか
☐ 位牌整理に抵抗がある親族がいないか
▶︎▶︎位牌は親族・兄弟姉妹の感情面に配慮して、必ず共有しましょう。
遺影の整理チェックリスト
☐ 遺影が複数存在していないか
☐ データ化(スキャン・保存)を検討したか
☐ 手元に残す/処分する基準を決めたか
☐ 仏壇整理と同時に扱うか決めたか
☐ 処分前に親族へ一言伝えたか
▶︎▶︎ 遺影は供養対象ではありませんが、心の整理が必要な存在です。
まとめて整理するおすすめ順序
- 墓じまい・改葬の方針決定
- 供養先(永代供養・樹木葬など)決定
- 仏壇の行き先決定
- 位牌の整理・移動
- 遺影の整理・記録
▶︎▶︎ 「供養のゴール」を先に決めると迷いません。
よくある失敗パターン
- 仏壇だけ残してしまう
- 位牌の扱いを後回しにする
- 遺影を誰にも相談せず処分
- 親族への説明不足
▶︎▶︎ 「モヤモヤが残る」状態にならないように。
チェックリスト活用のコツ
- 印刷して家族と一緒に確認する
- 決めた内容をメモで残す
- 「決めた日」「理由」を書いておく
▶︎▶︎ 数年後の自分を助けることも。記録を残しておきましょう。
仏壇・位牌・遺影の整理は、物を減らす作業ではなく、
供養の形を今の暮らしに合わせて整える作業です。
一つずつ丁寧に決めることで、迷いや後悔のない終活につながります。

