筆者について
ペンネーム よっちゃん。54歳、神奈川在住のおっさん会社員。6年前に母を亡くし、南房総で一人暮らしをする90歳間近の父を気遣う毎日。介護生活で起きるあれこれを書きます。毎週月曜日更新予定。
病院から逃走
年齢が年齢だけに、私も担当医の先生も覚悟をしていたのですが、2週間かからずに父は回復。
意識ははっきりしていて、病院内を杖をついて歩き回れるようになりました。
とはいえ、多少の不自由は残っていて、排便関係と杖なしでの歩行はまだまだ単独では厳しい状況。
そのため、回復後はリハビリを開始。・・・する予定でした。
しかし!
「ポロポロポロン🎵🎶 」スマホが鳴る
「よっちゃん、久しぶりね、お向かいのおばちゃんです。お父さんが寝巻きのまま病院から戻っていて、家に入れないから、よっちゃんに電話してくれって。お父さん入院してたんだって?」
「今も入院しているんです。今頃リハビリしているはずだけど。」
「とにかく、家の鍵がなくて家に入れないって怒っているから、なんとかしてあげて。」
「??????????????」
「ポロポロポロン🎵🎶 」通話を切った直後、またスマホが鳴る。
「◯◯◯病院です。お父様が病室からいなくなられて・・・・・」
はい。お父様、脱走していました。
病室やリハビリの場所で、看護師さんやケアマネージャーさんと「治療もリハビリも不要!」と揉めた後、脱走したそうです。
今すぐに実家にこいと言われても、移動開始して実家に到着できるのは半日後ですぜ。(泣)
結局、病院のスタッフの方が自宅前に座り込んだ父をすぐにピックアップしてくれて大事には至らず、ほっと一息。
とはいえ、病院からは呼び出しを受けました。
そこで聞かされたのは、父は、今回の脱走以外にも、病院の中で、他の患者さんやスタッフに対して危険な行為をしているということでした。
自身の状況を理解できず混乱している可能性があり、それ故の行動かもしれない。
さらに、今は落ち着いているとのこと。
その場は、そういった状況であることをお聞きして、父本人に「危ないことするなよ」とだけ告げて帰宅しました。
だが!
数日後、再度病院から電話。
いまだに、看護師さんや病院のスタッフに物を投げつけたり、介助の手を払い除ける、蹴るなどするとのこと。
先日の騒動の後も、病院からの逃走未遂が3度発生したこと。
その状況を見ている周囲の患者さんが怯えていること。
すでに治療は終了しており、治療後のリハビリについては本人が希望していないとのことで、2週間後に退院ですと病院から告げられました。
退院まで2、3ヶ月かかる前提で介護認定や退院後の住居(施設)の準備をしていて、それでも時間足りないなと思っていたわけですが、なんと準備期間はさらに短縮され、2週間後に退院することに。
治療は終了していて、予定していたリハビリを本人が拒否する以上、このまま入院の継続は難しいということ。
退院後に、遠方に住む私が実家での在宅介護をすることは現実的ではないと考えて、とはいえ、費用面の心配もあり「特養」を中心に施設を希望しました。
この段階では、私自身までも精神的に余裕がなく、時間の猶予もない状況だっため、市役所の職員の方に相談して、もろもろサポートしていただくことに。
市役所の紹介で施設の手配をサポートしてくださる団体の方とお会いして、最初の数日で候補となる施設を探し、施設に状況を説明し、受け入れの可能性ありの施設を洗い出してもらいました。
残りの1週間ちょっとで、説明を聞くためにまずは私が家族を代表して施設を訪問。希望する施設が決まったら、本人と施設の面談と意思確認(?)、契約へと進みます。
ただ、このあと、施設の入居には本当に苦労することに。
(続く)
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