筆者についてペンネーム
よっちゃん。54歳、神奈川在住のおっさん会社員。6年前に母を亡くし、南房総で一人暮らしをする90歳間近の父を気遣う毎日。介護生活で起きるあれこれを書きます。毎週月曜日更新予定。
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【只今、絶賛介護中!】⑦大雨の次は地震
介護施設の費用問題
今回は、ショートステイながらも介護施設に入居し、少し安心したところで出てきたお金の問題。
在宅介護開始の前に、父と兄で定期的に発生する病院や安否確認サービス、市の宅食サービスなどの費用は銀行引き落としで精算される手続きがされていたので、お金の心配をすることはなかった。
ところが、今回、介護施設に入るにあたりかかる費用が、想像以上に根があることに動揺してしまった。
現時点ではまだ、全貌がわかっていないのだけど、ざっと諸々の契約書を見た感じだと入居費、食事代、オムツ代、レンタル品の代金等で毎月300,000円くらいの支払いが発生しそうで、焦ってしまった。病院の検査代や薬代を含めるといくらになるのだろう。
父の場合、厚生年金と個人年金の合計がそこそこあるようで、自己負担の割合が3割となるため、こうなるらしい。
「兄さん、施設費用が毎月30万円くらいかかりそうなんだけど、お金ある?」
「あるわけないだろ。父さんの預金から支払ってくれよ。年金の口座があるだろ。」
「キャッシュカードも銀行印もみつけられないし、父さんに相談したら相談したで、自分の預金を使うことを許してくれなそう・・・」
「うう・・・。『お前たちが無理やり俺を施設に入れたんだから、俺の金は使うな』と言いそうだよな。」
父に思い切って聞いてはみたものの、父のお金を使うことの了承は取れず、キャッシュカードや印鑑のありかは相変わらず思い出せないままだ。
「年金収入があるのに、費用の支払いに父さんの預金が使えないなんて、もどかしいな」
「立替払いしようにも、俺、蓄えそんなにないよ。この先いつまで払い続けることになるのかが見えないしな。。。」
「かといって、施設に入らないという選択肢はもうないだろ。」
「そうだよな。安全な施設で面倒見てもらっているのことはありがたいけど、先立つものがなあ・・・」
そう言いながら、途方にくれるいい年したおやじ2人。
(兄貴はそこそこあるかもしれないけど、自分は仕事を増やすしかないな。)
仮にキャッシュカードや印鑑が見つかったとしても父の同意なしには貯金の引き出しはできない。
銀行口座にはそれなりの額の預金があるのに、それを父のために使うことがこんなに難しいとは。
よく食べてよく出す。基本、元気。
記憶が曖昧、忘れっぽい、怒りっぽい、元々持っていた性格や性質が少しきつめに出てはいるが、今のところ、施設に行くと、
「おお、何しに来た」
と言ってくるので、息子であることはわざわざ言わずとも認知できていると思っている。
施設に入って安心する気持ちがあるからか、とにかく食事はよく食べているとのことで、
「お父様、お食事はきちんと取られていて、時々、お食事をおかわりしたいとおっしゃっています。」
「それから、おやつにお煎餅を買ってきて欲しいそうです。」
施設では食堂で他の方と一緒に食事をする。
父はそういうのが苦手で、馴染めず食が進まないだろうと思っていたが、
少なくともしっかり食事できている様子。
「それから・・・・・・」
帰り際、職員の方が続ける。
「持ち込んでいただいたおむつですが、在庫が少なくなっていますので、追加が必要です。」
「え?もう少なくなっちゃいましたか?3ヶ月分近くあったはずなのですが」
自治体から支給されていたオムツ3ヶ月分を施設に持ち込んでいた。
まだ入居して1週間程度なので、たっぷり在庫はあって良いはず。
「交換の頻度が多いのです。」
便意を感じてから排泄までの時間を自分でコントロールできないようで、
トイレに移動する途中で排泄してしまうらしい。
食欲があるだけに、排泄量も頻度もしっかりあるということか。
こまめに補充すれば良いのかもしれないが、施設に来る頻度はいずれは減らしていきたいため、施設でオムツを購入して利用料と一緒に請求していただくことにした。
(つづく)
